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最近、稽古場にて思うこと。
植木はもちろん、右腕で。いや両腕で。
私の台本を見て、私のやろうとしている事や、私がやりたい方向を、
的確に理解し、体現してくれる。
また、どうすればそのシーンやネタが的確に表現出来るか、
時に私よりも明確に、その方向を指し示してくれる。
これ以上なく信用出来、これ以上なく信頼出来る。
それ以上の言葉が見つからないが、
信用や信頼という言葉にしてしまうのはなんだか陳腐だと思えるほどに、
深く信じることが出来る。
そんな存在が近くに在るという事は、長い年月が培ったものにしろ、
ある意味、奇跡だ。
そして、団員に限らず他の演者たちも、何より私の書いた台本のシーンやネタを、
なんとかより良く表現しようというスタンスに、立ってくれている。
勿論改めて尋ねた事はないが、そう感じる。
それもまたとても、恵まれていると思う。
作品よりも自分自身が目立とうとする、
そんなスタンスの演者。
何が面白いのか分からないけどとりあえず言う通りにしとくよ、
そんなスタンスの演者。
こういう役はいいけどああいう役はやりたくない、
そんなスタンスの演者。
この登場人物のこの気持ちの流れがおかしいから演じられない、
突然そんな事を言い出す演者。
あ~、本当はこういうの好きじゃないんだろうな~、というオーラを、
そう言いはしないが、なんだかいっつも、発している演者。
例えばそうした演者が、居ない。
色々な時期を経てきたからかもしれないが、
そんな今の環境が、とてもとても、恵まれていると思う。
最初からそうだったら、そうは感じなかったかもしれない。
いや、最初からそう在る事は、不可能だったかもしれない。
どこかにたまたまの部分もあるかとも思うが、
思えば少しづつ少しづつ、そうなってきたような気もする。
そしてまた、自分自身においても、ここで何をやるのか、
これまでの時を経た事で、その分、更に更に、明確になってきている気がする。
良い試行錯誤をする意思はあれど、今、迷いは一切ない。
それらはやはり全て、今までの時を経てこそのもの。
そうして言わば内側が、固まってきたように感じる。
奇跡の戦友である植木と共に、大事な戦士達を引き連れて、
今後もまた、良い戦いをしていきたいと思う。
時には戦場を選ばず、何か新たな敵とも、戦っていけたらいいなあ、とも思う。
何より12月の戦いに向けて、気持ちを一切緩めずに、
戦闘訓練を怠らず、やっていきたいと思う。
またCDがない・・・・
なんか作業する時にはだいたい、なんかかんか音楽を聴く。
そのうち音楽なんか聴かなくなって、ただ無意味にヘッドフォンをつけただけの状態となり、
ただただ無駄に耳をムレムレさせてるだけになる。それでもいい。そんな事はどうでもいい。
またCDがないのだ・・・・
いつも聴いたら聴きっぱなしで、ケースなんかにしまわずに、
裸のCDをあちこちにばら撒いている自分が悪い。
ただいつもそんなで、聴きたいCDがどっかにいってしまう。
こないだなんとなくチャイコフスキーのCDケースを開けたら、
つのだ☆ひろのCDが入ってた。
CD上で、つのだ☆ひろが笑ってた。
え?チャイコ?あれ?チャイコ・・?
同じヒゲだが大きく違う、でもチャイコと思い込んでいるもんだから、
ひろの笑顔がチャイコに見えてしばし迷う。
つうかまず、自分がなんでそんなCDを持っているのかが分からない。
なんなんだ自分。死んでしまえ。
ケースを開けると、ぜんぜん関係ないCDがむりやり4、5枚入っていることもある。
どのケースを開けてもどのケースを開けても、なーーんにも入っていないこともある。
なんなんだ自分。過去の自分も死んでしまえ。
前の団長日記に書いたが、前に念願のレコードプレーヤーを買った。
これで何年も何年も眠ってた大量のレコードが聴ける!と喜んだのもつかの間、
何より聴きたかったレコード数点が、ない。
或いはジャケットだけが残っていたり、ぜんぜん関係ねーもんが4、5枚入っていたり。
やっぱ、過去の自分、死ね。
近い過去の自分も、遠い過去の自分も、みーんなみーんな死んでしまえ。
・・・・あーあ。やっぱどこにもない。
どうでもいいもんは結構出てくるのに、
今聴こうとするものほど見つからないのは、何の呪いなんだろう。
ついでに、アルバム名とかアーティスト名なんかっつうのを全然覚えないから、
CDもケースもなくなってしまうと、自分のお気に入りが一体なんだったのか、皆目分からなくなる。
なんだったけか、あれ。
ものもなけりゃー、記憶もない。
つまりは最初からなかったってことか。まぼろしか。それでいいか。
・・・・・・・・あーあ。
諦めよ。
写真は机の前の標高地形図。
まあそんな事はどうでもいい。
今、台本を書いてます。
私は、うんうんと思考的に考えて書くタイプではありません。
時にはうんうん考えざるを得ませんが、本当は、
思考はなるべくゼロにして、とにかく集中する事で、
パッと閃き、湧いて降ってくるのを、待つタイプです。
そしてその湧いて降ったモンをどう書くかというところで初めて、
思考の部分を使います。
なので、真面目なモンでもくだらないモンでも何でも、
頭の中に蓄えられた情報や経験や見聞きした事が、
どれだけあるか、どんなもんがあるか、が、大切であり。
それと同時に…、
それより何より…、
そん時の気分や体調が、大切です。
なので、私に良い台本を書かせたいのなら、
おいしいものを与え、チヤホヤしたり…、
おためごかしにでも応援したり誉めてあげたり…、
するのがいい。
いや、するがいい。
いや、したまえ。
わはははは。
いやまず「私に良い台本を書かせたい」って思うって何だ。
誰なんだそれ。
どのスタンスの、どこの誰なんだ。
なのでまあ、
自分で自分においしいものを与えたり、
自分で自分をチヤホヤしたりしつつ、
只今、チマチマと、書いているところです。
ところで、「チヤホヤ」って何だろ。
血や穂や、地や歩や。まあいいや。
チマッチマ。