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~稽古場覗き穴~ 
げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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謹賀新年

昨年中は一方ならぬご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。
本年も、団長始め団員一同、一層の精進をいたす所存でございます。
なにとぞ宜しくお引き立ての程お願い申し上げます。


GENKOTU-yt.jpg


平成二十一年 元旦

げんこつ団

さてさて、2009年が始まりまして。
わたくし早速、いつものように、おなかが下っております。祝!初くだり。
新年早々こんな話ですみません。祝!初すみません。
あー痛え~。。祝!初痛え~。。

…ところで大晦日の夜から元旦、せっかくだからのんびりしようと予定を立てずにおりましたら、
なんだかちょっと暇を持て余してしまいました。

なのでうっかり、これまでのげんこつ団の活動において守ってきた“掟”を、まとめてみました。
別に全然、意味はないけど。今そんな事しなくても、全然いいんだけど。

まあこんな風な感じでやっているんだなあ、とでも思って下さい。
そしてこれからも、このような感じで、いきます。

げんこつ団、今年もどうぞ宜しくです。


【げんこつ掟】

■脚本編

・妥協しない。最終的に、馬鹿馬鹿しい笑いのみを目的とする。
・最終的に物語を綴らない。ただし、後半はシーンの羅列だけにしない。
・内容的に、決してどこの立場にも寄らない。決してどこの立ち位置にも着かない。
・アテガキをしない。役者に頼らない。その上で、役者一人一人を活かせるようにする。
・一つの手法に固まらない。色々な手法を織り交ぜる。全てにおいて、“今“の世の中を題材にする。
・毎回出てくるような固定のキャラクターは作らない。
・出来るだけ2時間以内に納める努力をすること。
・必ず、公演映像撮影期間までに書き終えること。

■役者編

・役者自身のもともとの個性や特性は、決して出さない。
・演出は絶対。アドリブは言語道断。間や呼吸や微妙な表情も、全て稽古通りに。
・登場人物の老若男女と、それぞれの性格を、きちんと演じ分ける。
・役を自分に近づけるのではなく、役に自分が近づくために、最善の努力を尽くす。
・内容が馬鹿馬鹿しいという事を、ふざけた演技をしていい事と、決して混同しない。
・自分一人が目立とうという意識の少しでもある役者は使用しない。
・舞台裏の仕事もこなす。協同作業を厭わないこと。
・ハゲヅラを厭わない。オヤジとしてハゲヅラが似合うこと。
 

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