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ぴんぽんぴんぽん♪
こんばんは。ブログの途中ですが、ここで先日の内容に訂正があります。
…と。
ニュース風にしようと思ったけど、なんかうまく文章が続かないので、ニュース風は、やっぱやめます。
えっと。「稽古初日」の記事の中で、げんこつ団の「掟」について書きましたが、
なんだか誤解をされてしまいそうな文章になっているとの事で、訂正します。
今度ワークショップもやるし。誤解はいやだし。丁寧に説明いたします。
「てめえのままで、舞台に上がるな。おまえ自身なんか、どうでもいい。」と書きましたが、
それは、女性のみで当然のように老若男女を演じ分けるげんこつ団においては、
そのくらいの意気込みが必要だという事です。
例えば「拳骨花子さん」が爺さんの役をやる時、花子さんが花子さんのままで、
爺さんっぽい台詞を、上っ面だけで爺さんっぽく読んでも、爺さんには見えないんだよ、という事です。
まず自分なりにでも、なんとか爺さんになろうとして下さい、という事です。
それが、「てめえのままで、舞台に上がるな。」の意味です。
また、花子さんが、例えば普段は「不思議ちゃん」キャラだったとして、
普段は周囲にそれが「面白~い!」と言われていたとしても、
或いは普段は別の舞台でそれが大好評だったとしても、
色々なシーンで色々な役を演じ分けるげんこつ団においては、
全部をその「花子さんキャラ」に近づけて演じられても困る、という事です。
それが、「おまえ自身なんか、どうでもいい。」の意味です。
たしかに、色々な芝居があります。
その不思議ちゃんキャラを存分に活かして成立する芝居の場合、それはそれで、いいと思います。
個人的には、面白ければそういうのも好きです。
ただ、あくまでも「げんこつ団」の作品では、それはNGだという事です。
そして、「出来る限りその役になったうえで、より、効果的に動け。」とは、
自分の特性よりもその役に近づいたうえで、それだけで満足せずに、
周囲の登場人物やシーンの流れなどにもしっかりと目を向けて、
それをより効果的に観せようという姿勢が、必要だという事です。
最後に、「そうであっても誰よりも、“あなた”を活かそうとしよう。 」とは、
作・演出の自分の立場からの事で、例えば、
げんこつ団では花子さん自身の不思議ちゃんキャラは存分に発揮出来なくても、
他の舞台では観る事の出来ない花子さんの演技や配役やキャラで、
拳骨花子さんという役者を最大限に活かす姿勢でいます、という事です。
もしかしたらげんこつ団は、色々な意味で特殊かもしれません。
でもだからこそ、ここでしか観れないものがあると思います。
だから、あくまでもげんこつ団においては、この姿勢は崩さずやっていきます。
以上、過去記事に、一部、誤解を招く表現があった事をお詫びし、ここに訂正いたします。
ぴんぽんぴんぽん♪