げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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寒い風を感じると急にふと思い出すのは、風船おじさん。
当時はまったく興味がなかったが、時間が経つにつれ、不思議と思い出される。
おじさんの奥さんによる本がとっくのとうちゃんに出ているそうだが、
とりあえず今のところはまだ、読む気がしない。
今のところ、自分がそこに勝手に感じる、闇雲で無茶苦茶な浪漫が好きだから。
あくまでもそれは勝手なものだし、勝手なものだと自覚しているから。
その行為は間違いなく馬鹿だ、だからこそ、とてつもなくワクワクする感覚を与えてくれる。
その裏に、どんな事情がありどんな絶望があろうと、
或いは、どんな希望がありどんな夢があろうと、
もしくは、どんな浅はかな計算やどんな思惑があろうと、
とりあえずその行動は、とてつもなく、清清しい。
そしてもし、行動の後に慌てふためいたとしても、それはあとの祭りだ。
誰も無事を確信しなかった、つまり、そこにあるのは色々な「さよなら」だけ。
あとの祭りが開催されたかどうかは知らぬが、それがあろうがなかろうが、
それはまあなんと、無茶苦茶に清清しいことでしょう。
今はまだその感覚だけを、自分勝手に楽しみたい。
結局、ニュースなんかになってしまったものは、受け手の勝手な玩具になるもんだ。
飽きれば忘れる、それだけだけど、そんなもこんなも含めて、ふわふわふわふわ、
飛んでけ、おっさん。どこまでも。
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