音響・映像作業。

さーてこれからちょいと台本直しです。少々の手直しと見直しです。
そしてそれを終えましたらじんわりと、映像と音響に取り掛かります。

音響は音楽も作ります。
音を作りつつ、事前に用意しておいた出演者の掛け声やら奇声やらでたらめ語を加え、
時に自分のでたらめ語の歌を、重ねたりします。
別に自分の歌じゃなくてもいいんだけど、
誰かに教えたり練習してもらう時間がないので、手っ取り早く自分で撮ります。

部屋を借りて撮る事もあるけど、だいたいは、
編集をしながらその傍らで、こっそり録音する事も多いです。
隣近所にわけのわからん声が響いてしまうのを恐れつつです。
例えば、一人きり、ボンボンボンボン言ったり、
一人きり、サバルビッチヤーとか言ったりしているわけです。

ヘッドフォンの中は大々的に音が流れつつ、ヘッドフォンの外は静かな住宅街。
しかもだいたいにおいて真夜中だったりするから、困ります。

そして映像編集もまた、ヘッドフォン使用です。
やはり夜中作業が多いためと、あとは、外に漏れるとなんとなくヤバイ台詞が多いためです。
○○ー！とか、○○が○○しました、とか、○○が○○になりました、とか、ヤバイからです。
ヘッドフォン内、大音量です。耳元に大音量。耳元では早くも本番開催。無限大リピートで開催。
耳がおかしくなりやがります。一時的に難聴になります。

ああ防音の部屋が欲しい。

或いはあちこちの家や部屋でも、同じくらいに、
大きな音やわけのわからない音声が、流れていればいいのに。
変な音楽やでたらめな歌やおかしな言葉が、流れてたらいいのに。
△△！とか、△△は△△だ！とか、あっちでもこっちでも、叫んでりゃいいのに。
そうしたらこっちの音も、気にならないだろうに。

…あ。でもやっぱりうるさいな。それはやっぱり、うるさいな。
やっぱり普段は静かにしておいて欲しいや。
むしろ逆の意味で、防音の部屋が欲しくなるや。

ああやっぱり結局のところ、防音の部屋が欲しいや。

撮影終了。

お蔭様で無事、撮影は終了しました。
ありがとう、ありがとう、とにかく全てに、ありがとう。

今回も役者には大量の衣装をとっかえひっかえに色々な役となってもらい、
様々な馬鹿馬鹿しい風景・ネタ・ニュース・CM・などなど、を、撮影しました。

完璧です。

あとはわたくしの編集・合成・音声編集、頑張ります。

今回はいつもに比べて、映像自体の量は少ないようです。
ただその分、ネタ・内容は、凝縮されています。
そしてその分多い舞台においても勿論のこと、その馬鹿馬鹿しさは、濃密、且つ、濃厚。

さて撮影終わればあとは、稽古稽古の積み重ねです。
濃密且つ濃厚な舞台を、作っていくだけです。
やりましょう、やりましょう、とにかくやりましょう。

ところで最近、時々工場の写真を貼っているのは、
単に私が工場が好きだというだけで、まったく意味はありません。

ではまた。

好調。

撮影という戦いの後、暫し休息の、ネクタイ…。

昨日撮影初日無事終了。
撮影中の風景をカメラに納めようと思っていたのに、忘れました。

さて今日は稽古です。
そしてまた明日、撮影後半戦突入です。

お陰様で天気にも恵まれ好調。
祈って下さった方々、もしいらっしゃいましたら有難うございます。

ではまた。

万全。

先週何度も書いてしまいましたが、
今週は舞台で使用する映像の撮影期間。
つまり明日より、撮影です。

万全です。

万全で、行ってまいります。

今回は中日に稽古も入る予定。
いよいよ『フルチョア』、全景が形作られていきます。

夢。

以前によく見た夢。

1.空から神々しくでっかい便器が降りてきて大騒ぎ。

2.でっかい商店街の全てのシャッターが閉まっていて、
　ヤ○ザや、カ○ク、いや家族が、思い思いに露店を出している。

3.なんでもない夕方にボーッとしていたら、
　町の工場の屋根が、突然真っ二つにギギギと開いて、そこからでっかいロケットが発射。
　一瞬の爆音の後にはロケットは音も聞こえぬとこまで飛んですぐに見えなくなり、
　今のはなんだったんだろか、と思いながら帰途につく。

4.小さい古本屋に入ると、中はでっかい豪邸で、
　ゴージャスな鼓笛隊がでっかい音でニコニコ演奏していて、
　うるさくてかなわない。

…うーん。共通するのは、「でっかい」だな。子供か。


あ。そういやこないだ生まれて初めて、
夢の中で一回起きて、もう一回本当に目が覚めた、という経験をした。びっくりした。

その時の第一声が、「カツラは？！」「カツラは全部積んだ？！」


どんな夢を見ていたかは、ご想像にお任せします。