げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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煙突や工場や倉庫や高速道路や海にフラフラと引き寄せられる。
生まれ育った場所の近くを夜に歩きたい病が、また発病。
しかしふらりと行くには遠いし時間がないし。
だから仕方なく杉並や世田谷辺りの夜で妥協。があー。
そういえば、チラシの作業が終わった時にはいつも思う。奇跡だ。と。
芝居や映像や音楽と違って、
流れのない一つの画像にずーっと向き合っているから気が遠くなる。
加えて私は、引き算が出来ない。だから作業時間がなんだか長い。
多分“デザイン”つうのはある程度の引き算があって、
そこでバランスを取る作業があるものだと思うけど、
何故か私は、足し算しか出来ない。足し算×足し算。
そこで無理矢理、バランスを取って終わらせる。
そういえば、それはげんこつの脚本でも同じかもしんない。
なんだかなあ。いいんだけど。なんだかなあ。
公演内で使う映像は絶対に自分で作らなければ気がすまないけど、
規制の音楽ではない部分の音楽や、そのチラシなどにおいては、
無理無理自分で作らなくてはいいのではないかと、
常日頃から、思っている。
でも作っちゃうんだよなあ。
なんだかなあ。いいんだけど。なんだかなあ。
さて来週辺りには、『互角』の脚本をほぼ終わらせる。
かなり馬鹿馬鹿しい。「国」がテーマでこんな馬鹿で良いものか。
あ。なんとなく、「良いものか。」とか書いてみたけど、
良いと思っているから書き進めているのだから、本当は問題なし。
さあ足し算足し算、ときに掛け算。行けるとこまで足して掛けよう。
なんだかなあ。とか、さっきは書いてみたけれど、
本当はそんなに「なんだかなあ」とは、思ってないから問題なし。
足して足して足した上で、時々掛けて飛び越えて、
さてその膨らみ上がったもののバランスを、どこまで取っていけるか。
『互角』。
つまり、どのシーンにおいても、
どの登場人物も、どの勢力も、どの圧力も、どの駆け引きも、
どちらの側も、どちらの立場も、どちらの喜劇も、どちらの悲劇も、
全てが“互角”の力で、ぶつかり合っては引き付けあって、
決着がつくのかつかぬのか分からない。
今回、そんな濃いぃ空気に包まれた公演となりそうです。
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トンネルを抜けたら、もう7月半ばだった。
日付や曜日が分からなくなってしまう状態がひと段落したら、もう7月半ばだった。
きゃー。びっくり。
行った事のない町に行くのは楽しい。やった事のない事をしてみるのは楽しい。
最近は自転車移動も板についてきた。1時間くらいの距離ならヒョイヒョイだ。
出不精&引きこもり性質の自分としては、大進歩である。
しかしトンネル中にもげんこつ脚本&稽古をゴンゴン進めておいて良かった。
むしろトンネル中にこそ加速度がついた。ブイブイだ。ビュンビュンだ。
逆にこのまま暴走してしまわないように、方向を統制せねばいけない。
またうっかり上演時間が2時間を超える。
頭とお尻のある物語を綴るというよりは、
様々な場面とその関連で構成されるげんこつ団の作品は、
放っておけば4時間にも8時間にも12時間にもする事が出来る。
その上、できるだけパターンの違うシーンを入れたいし、あれもこれもそれもどれもやりたい。
だから・・・・と。
今書いたことは昨日書いた事とほぼ同じである事に、今気付いた。
まあいいか。
ところでこないだ新チャリを手に入れた。なかなかに快適だ。
ただ「広告の品」だったためか、ご近所にお揃いチャリが満載だ。ちょっと、ハズい。
同じチャリで隣り合わせてしまったりすると、ちょっとテレくさい。
あーまあそんなことはどうでもよくて…、
さてさて、今週末には、HPを更新し、公演の詳細を掲載しようと思っている。
…という事を、公言しておいて、それを自分の期限としよう。
最近日付や曜日の感覚がまるでない。
寝ても覚めても次にやるべき作業があり常にそれはギリギリであり、
よく考えたら寝ても覚めてももなく、覚めっぱなしであったりする。
しかしげんこつ団の脚本と稽古はその中でもゴンゴンと進んでいる。
本は進むべき方向に進んでいる。稽古も進むべき方向に向かっている。
すでに3分の2ほどの台本が役者に渡り稽古に入り、あとの3分の1が徐々に見え始めた。
いや「すでに」と書いてはみたが、ある意味「やっと」でもある。
期限は間近。絶対に守らなければいけない期限は、もう間近。
さてこの先、どちらに行こうか何をしようか、それを選ばなければいけないのがツラい。
どれも馬鹿馬鹿しい。どれも捨てがたい。ああどうしよう。あ。HPの更新しなきゃ。
只今アタクシ、そんなところ。
ゴンゴン。