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~稽古場覗き穴~ 
げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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眠っている時、気温が上がって暑くなると必ず…、
恐ろしい恐ろしい夢を見る……。
それは、私だけの事なのか、
人間の本能的なものなのか。

夏にホラー、という法則がよく分からなかったが、
暑いと自動的に恐ろしさを感じようとするのが本能的なものならば、
それも納得のいく事かもしれない。

ちなみに私は霊感などというものは微塵もないが、
偽造心霊写真を作らせたら、 誰よりも恐ろしいものが作れる自信がある。

しかしんなもな何の役にも立たない。

さて。

チラシのデータがほぼ完成形に近付いてまいりました。
まだお見せする事は出来ませんが…、
ちょいとチラリズム。

ついでに私もチラリズム。



 
 
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今週も稽古。

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稽古して稽古して、

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バタンキューしても・・・

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更に稽古稽古、

4a1ea6a7.jpeg 稽古は続く・・・・



写真は机の前の標高地形図。
まあそんな事はどうでもいい。

今、台本を書いてます。

私は、うんうんと思考的に考えて書くタイプではありません。
時にはうんうん考えざるを得ませんが、本当は、
思考はなるべくゼロにして、とにかく集中する事で、
パッと閃き、湧いて降ってくるのを、待つタイプです。
そしてその湧いて降ったモンをどう書くかというところで初めて、
思考の部分を使います。

なので、真面目なモンでもくだらないモンでも何でも、
頭の中に蓄えられた情報や経験や見聞きした事が、
どれだけあるか、どんなもんがあるか、が、大切であり。
それと同時に…、
それより何より…、
そん時の気分や体調が、大切です。

なので、私に良い台本を書かせたいのなら、
おいしいものを与え、チヤホヤしたり…、
おためごかしにでも応援したり誉めてあげたり…、
するのがいい。
いや、するがいい。
いや、したまえ。
わはははは。

いやまず「私に良い台本を書かせたい」って思うって何だ。
誰なんだそれ。
どのスタンスの、どこの誰なんだ。

なのでまあ、
自分で自分においしいものを与えたり、
自分で自分をチヤホヤしたりしつつ、
只今、チマチマと、書いているところです。

ところで、「チヤホヤ」って何だろ。

血や穂や、地や歩や。まあいいや。

チマッチマ。


 
ただいまチラシ作成中。 表の面のデータがほぼ完成。
目が痛いのでとりあえず休憩。 あとは勢いで行きます。



ところで、運送業者、トラック業界のデモ。

私は、東京湾岸の千葉方面-東京方面の高速道路、
及び運送会社の大規模倉庫や大規模車庫を見て育ってきたせいか、
やけにモノの流通に興味が深かった。
この肉は魚は野菜は、どこからどうやって、
どんな取引があってどんな人達の手を渡って来たのか、
いちいち想像しながら食事をしてきた。

そのせいか、
人影はほとんど見えず、 巨大な倉庫や車庫からの車体の出入りしか見た事はないが、
あのドライバーのおじさん達が立ち上がり、 立ち上がらずを得なくなった事が、
なんだか感慨深い。

…いや。

だから何だというわけじゃないけど。

そして今、作成中のチラシのデータには、たまたま、 トラックが光を受けて輝きながら、
列を成して空に向かって飛び上がっている…。

…いや。

だから何だというわけじゃないけど。

さて。

だから何だというわけじゃない、どーでもいー話はこの辺にして。

作業に戻ります。

ばびんちょ。
 


チラシを作っていて思いました。
あ。今回のチラシは、『フルチョア』のテーマにちなんで、 スーツ姿の写真を使用します。
(※過去記事参照。)
で。思いました。
ネクタイって何の意味があるのだろうかと…。

実質的な役割や役目は、多分あるまい。
誰もあれを、ハンカチ代わりにしたりシオリ代わりにしたりしまい。
要は、「私は今、しゃんとしてますよ。」という、 意思表示のためのものなのでしょう。
ならば。
他にも色々な意思表示のためのアイテムが、あってもいいように思う。 世界共通で。

「私は今、ボンヤリしてます。」という意思を表す、赤い帽子。
「私は今、楽しんでいます。」という意味を表す、黄色いベルト。
「私は今、悲しんでいます。」という意味を示す、青い鞄。
「私は今、途方に暮れています。」という意思を表す、黒い靴下。
などなどなど。

世界共通でこの方法を用いれば、 言葉の壁や生活習慣の違いや宗教の違いを越えて、
人類は解り合えるようになるだろうか。いえ、なりません。

とにかく。
何ら実質的用途のないネクタイの存在が気になる、今日この頃です……。

…今は誰もその起源と本来の意味を知らない。
しかしそれは古代、大いなる呪術を執り行う賢者の身に付けた、
「ヌカータイ」なる神聖な道具であり、それによって犠の血を払い、
祈りのあとには村の者が皆、それに浸した聖なる酒を、 しゃぶり、吸い、回し飲みしたのだった。

或いは。

…もともとは、進化の過程において失われた一つの器官。「のくてい」。
尻尾のような形態を持ち首の下に垂れ下がり、
かつて人は、それを手の代わりとしても使い、 木の実を取り子供を抱き、子供をあやした。
しかしその退化後にもそれなしではバランスを崩す人間が現れ、
彼等は人工的に作られたものを使用している。

もしくは。

…昔々、インドで大きな戦いがあった。
ヤジャイの誇り高き戦士達は懸命に戦ったが、今は負けを覚悟していた。
そこに突然、「ナクチャイ」と名乗る少年が現れ、 自分も戦わせてくれと言った。
小さな少年が敵うわけがないと戦士は戦場から少年を追い返そうとしたが、
次の瞬間、少年は身軽に、敵の首から首へと、飛び回り、ぶら下がり、
敵という敵の首を、たちどころに、ちぎり落としてしまった。
その後、少年は王に遣えた。
王は、首から下がる英雄と少年を呼び、その名は世界に知られるようになった。
この少年、「ナクチャイ」の名が、今の「ネクタイ」の語源である。


ぶらぶら。

ぶらぶらぶら。
 
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