げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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各地で様々な被害をもたらした、と、ニュースやネットで聞くタイフーン。
思えばここのところ、ほとんどの自然災害が、
自分の住む東京には、比較的大きな被害まではもたらしていない気がする。
そういう土地だからこそ結果的に、今そこに都市が出来ているのかもしれないがしかし。
東京に息子や娘や孫や曾孫や子孫を送り出してきた地方のおじいちゃんおばあちゃんが、
その被害の全てを、思ってか思わずか、一身に背負ってくれているような気がするのは、
私の勝手な思い込み。
いつかそれが背負いきれなくなって、或いは背負う者が居なくなって、
それら全ての災害被害が、またいつかそろそろ、一度に都市部を襲いそうな気がするのも、
私の勝手な思い込み。
さてさて、タイフーン9号は、そんなこんなで東にそれて、
ここ荻窪では、今日昼過ぎ、特に雨も降らず風邪も吹かず。
外撮影は、無事終了!
昨日今日の撮影で、予定通りに、着実に、素敵で馬鹿馬鹿しいものが、撮れました。
別の場所で撮影すべきもの2シーンを残して、これにて撮影、無事終了!
今回は、映像の数がどうやら少ないようです。
つまりその分、舞台シーンが多いという事です。
さあ日数がありません。
もっと形作らねばなりません。もっと合わせねばなりません。
もっと中身を詰めねばなりません。もっと練らねばなりません。
芝居する事は基本的に、体育会系の事だと思うのです。
身体も頭も同時に、フルに集中してフルに働かせて、
あとは結局、鍛錬と訓練の繰り返しだけが大事だと思うのです。
それには日数が足りません。
今回、ちょっとスタートがもたついた責任の一つは自分にありますが、
自分で言うのもあれですが、過去を悔いても意味がありません。
足りない分は集中と鍛錬で補うしかないのです。
さあ行きましょう。
ところで今朝もちょっと大きな地震がありました。
うちの子は、動物の勘、というようなものが全くないようで、
今朝もまた、グラグラと地震の揺れに揺られながら、
気持ち良さそうに寝てやがりました。。。。
今回公演『互角』でも、キャスターはお馴染み、斉藤キャスターにお願いしました。
写真は、公演では決して見る事の出来ない、斉藤キャスターのプライベートショット。
レアです。
いや、かつて一度だけ、仕事を終えてビルを出て、電車に乗って改札通って、自分の家に帰宅して、
ビールを一杯飲んでいるところを、披露したことがありましたか。
さて今日も色々と撮影しました。ニュースにCM、ドラマに中継。
スーツに普段着、ドレスに○○服を着て、老若男女に日本人、外国人と、etc.etc.・・・
しかし写真を載せちまうとネタバレになってしまうので、載せません。
そして明日も色々と撮影します。あれやこれやで、室内、屋外。
明日の方が色々な意味で、普通でないものが多し。そして外撮影多し。
さあ大丈夫なのか?!タイフーン。
そいつが過ぎてからの屋外撮影を狙って、予定を組んでみた。
早く行っちゃえ、タイフーン。
東に逸れて、もっと逸れて、早くどっか行ってしまえ!
なんなら引き返してもらっても結構だぜ。
下は、出番待ちのメガネ達と、一日働きづめだった三脚。お疲れ様っす。
今日、ゆらりゆらりと地震があった。
衣装の山を前にしていた植木は、衣装に埋もれてしまわぬよう、そこから非難。
パソコン作業をしていた私はただでさえ調子の悪いパソコンを気にしながらも、
とりあえずは、熟睡していた猫を抱え上げる。
同時に植木は素早くドアを開け、非難体勢が整う。
我々、こういう時の行動は素早い。
地震が治まった頃に、春原が事務所に合流。
歩いてきた道の両側の塀がぐらぐらぐらぐら揺れていたと、
鬼気迫る顔で説明する。
地震より、その顔の方が怖かった。
はい。
何故このように珍しく、事務所に集結していたかというと、
明日はいよいよ、『互角』に使用する映像の、撮影日だからです。
かくして衣装に小道具が揃い、準備はほぼ万端。
なるべく早く、良い感じに撮影を終了させて、
あとの時間と日程は、出来るだけ稽古にまわしたい。
そのためには、サクサクビシッと、撮影をこなさなければならない。
撮影予定はある程度アバウトに、臨機応変に行こう。
そのためには…、えっと、とりあえず寝るか。