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今日も荻窪の駅前では、放置自転車が撤去されていた。
今は放置自転車はすぐにキレイに撤去される。
確かにそうなる前は駅前の道に沢山の自転車が並び、
交通の妨げになっていたかもしれない。
ただ、かつてはその自転車は、よくもこんなに並べたもんだと関心するほど、
キッチリと隙間なく、キレイに並べられていた。
誰かが整頓したわけではない。
一人一人が自然と、隣に倣い、秩序を保って、
狭くとも一定の道幅からはハミ出さないように、並んでいた。
それはある意味、日本人特有の几帳面さや協調性を表していたような気もする。
いや、そうではない気もする。
いや、とりあえずはそういう事にしておこ。
自分だけの都合でアッチコッチに好き勝手に置かず、
誰に決められるでもなく、決まりを守らなくてはいけないわけでもないのに、
隣に倣い、秩序を保つ。
当たり前のことのように思えてそれは、結構高度な意識だと思う。
ただ台数が増えれば勿論その分溢れるし、当然秩序は保ちきれないので、
撤去が不必要だとかは、思わないけど。まあそうしたことは、ここではさておき。
さて今、突然、「さあ自由に道に自転車を置いて良いですよ!」となったら…、
果たして、その芸当は、出来るんだろうか。
無秩序にグチャグチャになるだろか。徐々に自然と整頓されていくだろか。
その実験を、してみたい。だけ。
電車移動中のこと。
電車内にて、あからさまに調子に乗り常軌を逸して飛び回り転げ回り、
他の乗客らを押しのけては奇声をあげている、中学生男子らが居た。
彼らは天真爛漫で、とても楽しそうだった。
周りに自分達を誇示するという感じではなく、周りが一切見えていないようだった。
一昔前は誇示が見え隠れする事が多かったが、そういうわけではなく騒ぐというのが、
最近の傾向なのかもしれない。やりたいから、やるまで。
ただ周りに迷惑をかけている事実と、それを止めたい大人がいる事実を考えると。
ああなっちゃったらもう、その年齢的にも、その度合い的にも、
誰かが一度本気で、ハリ倒し、ブン殴り倒ってあげなくちゃいけないんだなあ、と思った。
その場合、例えば単なる仕事としてではなく、
或いは怪我をするとか訴えられるとか、そういった後先を一切考えず、
その瞬間に、命がけで、本気を込めて、ハリ倒さなくちゃいけないだろう。
そのくらいしないと、効かんだろう。
そのくらいしても効くか分からんけど、そんな事も考えずに、やらんといかんのだろう。
ただ、誰もそこまでしてあげたくないだろう。そりゃそうだ。
彼らも家では暴れないだろうから、今、親だけにそれを託すのは酷。
ただ、幼少期からの、主に家庭を含めた環境が、何かを教え忘れているのは事実だし。
頭だけで大人になれる人も、頭だけで大人になれる部分も、決して多くはないし。
もしも、穏便に平和に、お話し合いだけですんなりと、
ある程度の大人になれると思っていたら、それは幻想に過ぎないわけだからして。
だから結局のところ、子供にはある程度の体罰も、やはり必要なのだと改めて思った。
また、それを与える大人の人格が100%大人でなくてはならないというのは、
それこそ、まったくもって現実的ではないわけで。幻想に過ぎないわけで。
そんな大人の登場を待っていても、永遠に、現れてはくれないので。
なので叱る大人は、その時その瞬間の事だけに関して、大人であれば良いとも思った。
それ以外の部分は、ダメダメでも、極端な話、犯罪者でも構わない。
ただ世間がそれを許してくれない風潮の中、
ただ一片の、ただ一時の、大人の心意気を、発揮出来る場所が減っている。
人間そんくらいしか、真に大人な部分など持ちきれないのにも関わらず。
もったいないような気がする。いい大人は沢山いるのに。
一時だけ一片がキラリと輝き、それにだけは信念と自信を持つ、
それが精一杯だろう。人間なんて。
模範にするも模範になるも、それだけで充分な気がする。
…とかなんとか。ごちゃごちゃ言いつつも一方では。
興奮のあまりムチャクチャに騒いじゃう気持ちも、
ちょっと迷惑かけるくらいどうって事ないでしょ?という気持ちも、よく分かる。
だから、「まあ、別にいいんじゃん?」とか、思う自分も、居たりする。
逸する『常軌』も、『絶対』じゃない。
場所と時代が変わればいかようにも変わる。
それを言っちゃおしまいだけど、本当に、そう思う。
…というわけで。えっと。つまり最終的には何を思ったのかと言うと。
誰か私をこっぴどく叱って下さい。
ぜんぜん大人になりきれてまちぇん。
…という事です。
びろーん。
お知らせが遅くなってしまいましたが、
団員達の稽古期間外日記、始まっております!
毎週更新してまいりますので、
皆様是非是非、覗いてやって下さいませ。
そして写真は、本日のわたくしと副団長。
はい。なにやらやってます。なにやら作戦を練っております。
はい。なにかやらかそうと、しているのです。。。。
げんこつ団の本公演は来年秋!
そして、もしかしたら、それ以外にも……?!
はてさてどうなることやら????
こちら団長日記、及び団長ツイッターでは、
げんこつHPでの発表の前にもちょいちょい、
現在進行形のご報告を漏らして参ります故、
皆様どうぞ、ご注視なさって下さいませ!!
さて『オブラート』が終了し、次回公演予定の日程も発表していない、
そんな中途半端な状態にあります現在のげんこつ団ですが、
水面下では着々と、来年公演に向けての活動を進行しております。
近々、発表の予定!
また、稽古期間外団員日記を、まもなく開始します!
そして現在、メールマガジンの発行なども検討中。
こちらも諸々進行中。
ついでに私のTwitterまとめブログはこちら。
http://genkotu-yoshida.seesaa.net/
Twitterに登録されていない方はこちらでツイートを読めます。
(0:00毎の前日分をまとめて1記事として自動更新。)
普段はくだらない事ばかり書いておりますが、
げんこつ団の近況報告なども書いております。
アカウントのある方は、フォローをどうぞ宜しくです。
ではでは、また近々!
ご来場の皆々様、誠に誠に、有難うございます!
ツイッターにも書きましたが。
舞台上でのご挨拶には出ない私ではありますが、
しかし舞台奥の暗闇では、床にひれ伏し、頭を床にこすりつけ、
感謝の念を念力にて、皆様に送っておりました。
ご受信頂けましたでしょうか?
さて『オブラート』。最近の他公演に比べると、
単発ネタよりそれぞれの繋がりやストーリー(?)の部分がちょっと前に出ました。
昔のミュージカルにてずらっと一列に並んだラインダンスのお嬢さん達が、
笑顔で交互に前に出たり後ろに引っ込んだりする、そんな振り付けのように、
それは時々、前に出たり後ろに引っ込んだり、するのです。軽やかに。
さあ次はどちらが前に出てるか?
それはその時のお嬢さん達の踊りに左右されます。
いや多分今のところは、反動で逆になりそうです。
しかしどちらにしても、どちらのお嬢さんの踊りも、
更に精進し、更にみっちり良いものにいたしましょう。
もう言ってしまおう。次回もご期待あれ。
ただとりあえず、ひとまずは。
本当に、ご来場の皆様には心から、御礼申し上げます。
誠に誠に、誠に、有難うございました。
言っても言っても足りないくらい、有難うございました。
今後もげんこつ団は、ワケの分からない馬鹿馬鹿しさと、
その時々の世の中のワケの分からない馬鹿馬鹿しさを、