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~稽古場覗き穴~ 
げんこつ団HP内“稽古場覗き穴”の団長ページ
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高い所、好きっす! 魚、好きっす!

さて今週の団員日記では、団員の皆に、無理矢理『互角』を振り返ってもらいました☆
あんまり振り返っていないのも居ますが、とりあえず振り返ってもらいました☆

なので私も、何やら書かねばなりません。
書かせておいて自分は何だ、って言われたら嫌なので、責任を持って、書きます。

“国”をテーマに、というのは、前回公演前後から考えておりました。
ただ、これまでもしょっちゅう、総理だの大臣だの政府だのが登場している故、
それとは違う感じにしなくちゃなあと、思っていました。

そこで、国家間の物事でも国内的な物事でも、
政治がらみの物事に対して、世間になんとなく漂っているよないないよな、
“どっちもどっち感”、“良い悪いがはっきりしない感”、“決着のつかない感”、
そうした漠然とした“感”を、念頭に置いてみました。そこでタイトル、『互角』です。
いや正直は、語感が良かっただけです。

さて『互角』ときたら、どの勢力もどの人物もどの物事も、色々な意味で、
それぞれの持つ力を互角にする事を、念頭に置きました。
また、常にげんこつ作品には喜劇に悲劇が混じりますが、『互角』では、
最初から喜劇同等の悲劇が互角に存在するものにしようと思いました。
そして実際、政権交代の兆しもありましたので、勿論それも、
どこぞの何とやらも全て同等に、馬鹿馬鹿しいものにしようと思いました。
いや正直、タイトルなんか関係ないし意味がないと言えば、全然ないです。

ただ、実際に書き進めてみると、“国”をテーマにと公言すると、
いつもはフワッと通り過ぎるだけのなんでもない流れや台詞や繋ぎも、
その意図はなくとも、ヘタな“風刺”に見えてしまうという危険性がある事に気づきました。
だから公言しないでおこう、とか一度は思いましたが、
そうするとテーマがなくなっちゃうので、それは間抜けなので、
テーマを公言する事を選び、その危険は無理無理飛び越える事にしました。
結果、最近の中では分かりやすいナンセンス度が高まったかもしれません。

あり。なんか思うままに書いたら小難しい感じになっちゃったかもしれませんが、
とにもかにくも、とにかく馬鹿馬鹿しくくだらなく、他にないものを、目指しました。
あり。結局、いつもと同じじゃん。

裏話。
最初と最後に出てきた音楽家のシーンは、前々から考えていたものですが、
最初は、バッハやモーツアルトなどで考えていたので、
衣装が難しい・カツラはどうする・どうせならスゲエきちんとした衣装でやりたいし、
しかしあんな衣装早替え出来っか!という理由から、
なんとなくお蔵入りになっていたものでした。
それを、今回、内容にハマりそうだったので、持ってきました。

ドボルザーク、ドビュッシー、ストラヴィンスキー、メンデルスゾーン、
それぞれのキャラクターがかなりちゃんと演じられる形となり、個人的に好きでした。
誇張やイメージ先行は、もちろん敢えて。
特に植木の口ひげが、ゴム紐見えてるにも関わらず本当に生えているかのようで、
それがお気に入りです。
いや、ゴム紐あんまり見えてなかったかな?楽屋でも見てたからよく分からん。
また、げんこつはアテガキみたいな事を一切しないのですが、
どの役も良い形で、それぞれの役者がそれぞれの役を、際立たせていたと思います。
あ。自分で自分らを褒めた。有り得ねー。

あと個人的に心に残っているのは、やはりメインのシーンよりも小ネタ。
えっと。思い出せないので、シーン表を見ます。
んー、ネタ的には、機械化お父さん・時間泥棒・神頼み・オペラ憲法、
伊邪那岐伊邪那美、あたりかなー。

で。稽古的に心に残っているのは、やはり河野負傷…。
しかし最後には舞台に上がり、怪我前に稽古していたシーンや新しいシーンに無事登場!
そして新たな参加者の方々。稽古場と舞台に新しい風がほんのり。
また、いつもより少し人数多いだけなのに、やたら大所帯に感じられた。おもろい。

そして本番中は、時に淡々と時に殺気立ちながら早変わりをこなす役者たちの右往左往する中、
私はいつものごとく舞台の見える場所に行っては、本番チェック&ノート作成。いや、邪魔だっつの。

そしてそうそう、今回ほど、遅れて入って来られるお客様に申し訳なく感じた事はない。
最初のシーンを観ないと、最後に出てきたヒゲ達を、あれは一体誰なんだ、という事になるから。
電車が遅れたらしい日には、遅れるお客様が多かったらしい。
開演を遅らすにも限界があり、非常に無念。

電車の遅れや所用の遅れは致し方ない。致し方ないけど、
次回は始まる前に、点呼するぜ!あ。出来ないか。うそだぜ!

そんなこんなな『互角』、まあ終わっちゃったから、もう終わり。
今後DVDが出来たら、もう一度観たい方、見逃した方、どうぞよろしく☆

さてさて、げんこつ団、とりあえず10月は、ワークショップという形で活動しますです。
フラリと遊びに来る感覚で、稽古を垣間見る感覚でも、良し。
げんこつ舞台に立ってみたい、そんな思いがちょっとあっても、良し。
役者としてやっていくために、色々経験してやるぜ、でも良し。
ご興味ある方はお気軽に、メール下さいませ☆
怖くないよ。

そして公演としては、色々な企みや目論みや、次回の方向性やテーマなど、
只今すでに頭の中に、鋭意巡らせ中!!
もうこの巡らせ状態を、早々に皆様にお見せしたいぜ!というくらい巡らせ中。
どうぞ今後とも、げんこつ団をよろしくお願いいたします。。。。

はい。長くなってしまいましたが、今日はこれにて。
最後までお読み下さった方、有難うございます。。。。!!
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かー!
公演の前、中、後と、肉と魚ばかり食っていたので急に野菜を欲し、
思いつくだけの野菜をこれでもかとぎゅうぎゅう突っ込んだスープで、野菜をかっ込んだ。
元気になった。んーこれは、体調管理。ってやつか。

ついでに、公演の前、中、後と、吸いすぎていた煙草をなんとなくセーブ。
これは勢いがついているからかなり意識をしていないと無意識に吸ってしまう。
セーブをキープ。これも体調管理。

しかし何故かここに来て腰を痛めてしまった。
近々事情あって、公演時などと比べ物にならない程に重いものを運ばねばならぬというのに。
なんとかせねば。んー、体調管理体調管理。

さて。
なんか近況を書こうと思ったけど、なんか話題がシケています。
警報、警報、ビー!ビー!「話題がシケています。話題がシケています。」
ん~なんかこう、パーッとした事をしなくちゃいかんな。なんか分からんけど、パーッとした事を。
何か考えよう。

あ。そういや今、なんとなくコメント受付してないこのブログを、
なんとなくコメント受付する形にしようと思ったけど、なんか、出来るはずなのに、出来なかった。
くそー。シケてる。自分、シケてる。う~ん。時間のある時にまたトライ。
ああ、そういえばmixiにも団長居ますので、覗ける方は宜しくです。

ああところで。只今げんこつワークショップ、参加者受付中!
個人的には、げんこつ公演を観た事のある方や、げんこつ公演のお客様にも、
気軽に遊びに来て欲しいな☆ とか。思っています。どうぞ宜しくです!!

さーて。寝るか。
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さてさて、公演時にチラシをお配りし、HPにも情報をUPしましたが、
げんこつ団、10月にワークショップなるものをやります。
なんとあの“げんこつ団”が、なんとあの“ワークショップ”っつうもんを、やっちゃいます。

性別や年齢を超えて様々な役柄をこなすげんこつ団ならではの、演劇ワークショップ。
私だけではなく、副団長・植木が、講師を務めます。団員・春原をはじめ、団員らが参加します。

そうした、“げんこつ団”が主催するワークショップは、今回が初めて。
そして、もしかしたら最初で最後になるやもしれません。

難しい事や、ややこしい事は、なーんにもありません。
演技は理屈じゃありません、経験じゃありません、
役立つ理屈や経験もあれど、邪魔になる理屈や経験もあります。
つまりはそれらは、まったく関係ありません。

役者の方も、全くの未経験者も、大歓迎です。
役者としても、また日常生活にも、ここでの経験はなんらかに役立つものとなるはずです。

まあ、とにもかくにも。

男も女も老いも若きも、経験者も未経験者も、関係なし。
そんなもんは軽く飛び越えてしまいましょう。この場では、それが可能です。

そして真摯に、それに取り組みましょう。
馬鹿馬鹿しいものには真剣に、取り組みましょう。

そんな、げんこつ団ワークショップ、どうぞご興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

あ。ちなみに写真は、今たまたま隣にあったポストカードで、全然意味はありません。

■日時  2009年10月・毎週月曜日 全4回
      10月 5日/12日/19日/26日 18:15~21:30

■場所  JR・地下鉄「荻窪」駅下車の公共施設
      ※詳細は参加者に直接お伝えします。

■人数  定員制
     ※定員になり次第、締め切らせて頂きます。

■料金  全4回受講/10,000円
     ※参加日相談可・1回/3,000円

■講師  吉田衣里/植木早苗
      他、げんこつ団員参加予定

■お申し込み
〔お名前〕〔ご連絡先アドレス〕〔お電話番号〕、また、
〔どこでこのワークショップについてお知りになったか〕を添えて、下記アドレスまで!

office@genkotu-dan.com
 
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げんこつ団『互角』、終了!!
お陰様で大変好評。

ご来場下さった皆々様、本当に心より、有難うございます。。。。!
深く深く、御礼申し上げます。。。。

そしてすでにわたくし、次回の構想をいくつか検討中。
次回は来秋、9月末~10月頭頃を予定中。
詳細が決まりましたら、決まり次第、お知らせいたします。

HPでは団員日記や情報、『互角』写真集等を、これより更新予定。
どうぞ皆様、今後とも、げんこつ団をよろしくお願い申し上げます。

取り急ぎ、御礼まで。

ではまた!
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中日。“ちゅうにち”ではありません。“なかび”。
ようするに、『互角』、そろそろ折り返し。

公演中。そういう時こそ本当は、“ブログ”ってもんはちょいちょい更新すべきものらしい。
しかしなんせ公演中。こんなとこに書くべき事や言いたい事なんざありませんぜ。
すべては舞台上で、展開されておりますぜ。

お伝えすべき事は唯一つ、来て下さい、という事だけ。
いや、来い、という事だけ。というか、来なくてどうする、という事だけ。

いつものごとくご来場下さった皆様には心からの敬意を表し、媚びる事なく突き放しつつ、
そこに着実に積み上げ展開されるは、ただただ馬鹿馬鹿しい喜劇。

いつものごとく題材は、“今”の“此処”にある諸々の事柄であり、
そこに着実に繰り広げられるは、ただただ馬鹿馬鹿しい喜劇。

今しか出来ない『互角』、今しか観れない『互角』、今観てこその『互角』、
どうぞ皆様、ご来場下さいませ。

そして、すでに観に来て下さった皆様、本当に心より、有難うございます!
いつものごとく、カーテンコールには出ないわたくしではございますが、
頂いた拍手にはパネルの後ろで、深い感謝と共に深々と頭を下げさせて頂いております。
有難うございます。有難うございます。。。。

ともかく、げんこつ団『互角』、あと土日を残すのみ。
あと二日で、『互角』、消滅します。

まだの方は土日は下北へ。
心より、ご来場をお待ちいたしております!

さて写真は、行きに見た建築中のビルと、帰りに見たどこぞの猫ちん。
だからなんだというわけではありません。

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